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内法 (沖縄) : ウィキペディア日本語版
内法 (沖縄)[ないほう]

内法(ないほう)とは、琉球王国時代の沖縄県において、間切や村の共同体秩序を守るために定められた掟のことである。
「内法」という語は、琉球王府が使った行政用語で、村人は「村締」(むらじまい)・「村固」(むらがたみ)・「村吟味」(むらじんみ)と呼んでいた。
琉球王国廃止後も、「旧慣温存」政策で存続が認められた(ただし、その執行には県庁等の許可が必要)。しかし、「内法の執行」と称するリンチ殺人(制縛致死事件)や人権侵害が相次いだため、警察が指導に乗り出し、昭和初期までにほぼ根絶された。
==内法の問題点==
内法には、入会地の私用禁止などの常識的な部分もあったが、当時の法律大日本帝国憲法に反する部分も含んでおり、警察を中心として強い批判があった。奥野彦六郎の『南島村内法』には、1700年代の宮古、八重山では住民自らで詮議し、制裁の対象者を縛り上げて木の枝に吊るし、殴りつけて絶命させる場合が多いということが書かれている。
これに王府は「けしからん」と指導したが、実際はなかなか守られなかったことなどが下記の諸事件から窺える。〔『沖縄 20世紀の光芒』、p.64〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「内法 (沖縄)」の詳細全文を読む



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